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2026年3月

2026年3月 9日 (月)

憲法で規定された軍隊

トランプのイラン侵略。
ここしばらく、イランからのドローン攻撃などで周辺国に被害が出ていることに対して、イランの大統領が周辺国に「攻撃されない限り、こちらからの攻撃はやめる」と言った。しかし、その後もイランから周辺国へのドローン攻撃が続いている模様。
これは、イランの攻撃の主体である革命防衛隊が、イラン大統領の指揮下にないためだろう。革命防衛隊はイランの憲法で宗教指導者の指揮下にあり、大統領も口を出せない存在なのだ。
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ところで日本だが、高市首相は自衛隊を憲法で規定しようとしている。まあ、イランと日本では色々違うだろうが、他の省庁を差し置いて自衛隊だけが憲法に規定されるのはどんな影響があるか。他の省庁とは別格の存在と憲法で認められたら、予算獲得やその他の発言権で他の省庁は一目置かざるを得なくなる、なんてのは普通に起こるだろう。
むしろ、自衛隊は実力行使できる唯一の省庁(財務省や厚生労働省がクーデターを起こしたなんて聞いたことあるか?)なので、他の省庁と違って「しばり」だけ規定すべき存在だと思う。しかし、まあ自民党が憲法を作ったら抜け道は必ず用意するだろう。

2026年3月 6日 (金)

日本の失敗した原子力政策

六ヶ所村使用済み核燃料再処理工場、来年の完成目標について、日本原燃の増田尚宏社長「目標は変えず、しっかり竣工(完成)させる」
当初1997年竣工予定で、27回に及ぶ目標延期を繰り返したが、「今まで延期してきた時とは確度が違う」と達成に自信をのぞかせた。
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核燃料再処理工場の建設については、今まで数え切れないほどのトラブルを出して遅れてきたがその内容を見ると、燃料ペレットの硝酸溶解にしろ、高レベル廃液のガラス固化にしろ、実験室で技術を確認してから作れよ、と言いたくなるものばかりだ。
それがなぜか「急げ急げ」で4年の工期で工場建設を計画して、できた設備を使って後から実験を始めて「やってみたら思ったより難しかった」と作り直すことを繰り返して30年だ。
再処理工場はまだ作り直しができたが、高速増殖炉は「温度計が折れて、付けてた穴からナトリウムが漏れました」なんて恥ずかしいミスで廃炉にしている。液体ナトリウムを扱う経験を積まないうちにどうして「できる」と思ったんだろう。なぜそんなに急がせるのか。誰が急がせるのか。

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