無停電電源にパルス充電
前振り
近頃はリチウム電池のポータブル電源にも「無停電電源機能」なるものがついてきているので、旧来の無停電電源を持っていて今回の話が有効な人は少ないかもしれないが、それでも書き留めておくことにしよう。
背景
最近暑くなってきたせいか、無停電電源が時々警告音を出すようになった。バッテリーが劣化してきたから交換しろ、ということだ。昔ながらの無停電電源は鉛バッテリーに電気を蓄えていて、こいつは数年で寿命が来るのだが、交換すると数万円かかる。
この鉛バッテリー、実は自動車用のものにそっくりであり、鉛バッテリーを復活できるとうわさの自動車用のパルス充電器で延命できないか、とやってみた。
使用機材
パルス充電器 : メルテック MP-220
対象無停電電源 : APC SmartUPS 1500
手順/経緯
手順というほどではないが、取説に従ってSmartUPS 1500 を開けると中から黒くて大きな塊が出てくる。
「おかしいな。もっと自動車のバッテリーそのもののような形をしてたはずだが。他の無停電電源のことだったか」と思いながら、電圧を確認すると20V。
「おかしいな。12Vまたは24Vでないとは、これは特別仕様のバッテリーなのか?」と思ったが、すぐに思い当たった。定格24Vなのが劣化して20Vになってるのだ。しかし、定格24Vのバッテリーではうちのパルス充電器では充電できない。12V専用なのだ。
しかしバッテリーをよく観察していたら、なんだかバッテリーの真ん中に切れ目が入ってる。
わざとらしくついてるカバーを外したら端子が出てきた。
よくみると、12Vのバッテリーが2つ直列につながってるだけなのだ。それなら、ひとつずつパルス充電器にかけられる。
さて、充電器の取説に従ってパルス充電をしてみると、取説の通り1時間経ってパルス充電が終了した。続いて、自動的に通常充電が始まったが、こちらは1分程度で終了した。少し変だとは思ったが、電圧は(パルス充電前)9.95V → (1分の通常充電終了後)13.4V になってる。充電器を外して1時間経っても13.1V程度あったので、どうも本当に充電できたようだ。
バッテリーを2個とも充電終了後、無停電電源に戻して1週間ほど使ってみているが、以前は毎日数回出ていた警告がもう出なくなった。効果はあったようである。
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