« 寝ている間の鼻づまり対策 | トップページ | Withings WS-50 »

2015年9月 7日 (月)

G20での麻生太郎財務相

G20が終わって、各メディアがその様子を伝えているが、麻生太郎財務相が伝えている様子と、外信の伝える様子のズレが気になる。
麻生太郎曰く「世界同時株安の原因となった中国の経済減速への中国政府の対応に各国の質問が集中した」「中国から長い説明があったが納得のいくものは無かった」

それに対して、特にズレがはっきりわかるのがブルームバーグの記事で、曰く「麻生太郎財務相は中国の金融市場の安定化策を批判し、G20で日本が孤立した格好となった。」「(他国の)大半の当局者は中国が経済の移行に伴う混乱を最小化する計画の説明を歓迎したが、麻生財務相は説明が十分ではないと語った。」「中国の計画に不満を表明したのは麻生財務相だけだった。」
トーンはずっと穏便なものになるが、ロイターも似たような事を書いている。
ブルームバーグにしろロイターにしろ、普通だったらこんな事をわざわざ記事にしないので、麻生太郎の言動の異様さはそれほど際立っていたのだろう。

麻生太郎と言えば、昔から中国、韓国を蔑む(さげすむ)発言を繰り返し、中韓との関係を無駄にこじらせてきた人物だ。彼のG20での言動の理由をそういった前歴から推測すると、彼は今回の中国の対応を「落ち度」とみて、各国と一緒に吊るし上げてやろう、と思っていたのだろう。彼の中国に対する鬱憤(うっぷん)の原因は知らないが、彼は、各国も中国に鬱憤がたまっているはずだとなぜか確信していたようだ。そして先頭に立って中国を非難し、各国も後ろに付いてきていると思ったら、実は遠巻きに冷ややかに見られていた、ということのようだ。
しかし彼は、G20の場で自分だけ浮いていたという自覚がない。少なくともG20から帰ってきて国内メディアにインタビューを受けた時点ではそうだし、もしかしたら今だに自覚してないかもしれない。

国の代表として国際会議に出席し、個人の鬱憤ばらしに執心のあまり、周りの情勢も把握できないで帰って来るとは大臣としてどうなんだろうか。
それだけではない。各国と認識を共有できずに帰った彼は、この先ピントはずれな政策を立てるだろう。(実際、その兆しが見えている)
変な政策を立てても、実施までには日本の優秀な官僚が阻止してくれると信じるが、こんな大臣をいちいちなだめすかしていたら、政策の機動性に支障が出る。はっきり言って、国益を損なう。

« 寝ている間の鼻づまり対策 | トップページ | Withings WS-50 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

***G20(2018)で日本は人民元安説明要求***
またG20がやってきて、また麻生がやらかしてるよ。
為替操作を突っ込んだら自分(日本)にも跳ね返ってくることを忘れてるんだろうね。日本もスネに傷を持つ身なんだからコトを荒立てるのは得策でないのがわからんとは。
だいたい、人民元安になっても円安のままだったんだから、噛みつくなら円高の原因を作ったトランプのツイートの方でないのか?
トランプには何をされても従順で、中国が相手だと闇雲に吠えかかるなんて、どんだけだよ。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: G20での麻生太郎財務相:

« 寝ている間の鼻づまり対策 | トップページ | Withings WS-50 »