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2014年11月26日 (水)

アベノミクスの成否を問う(2)

前回、アベノミクスの成長戦略の特徴が大企業優先で、長期的に将来の芽を育てるチャンスを活かせないと言った。だが、もっと直近の問題もある事に気がついたので書いておく。
まあ、大企業というよりは、正確にはグローバル企業を優先した場合の問題点だが、日本ではほとんど重なっているだろう。
 
グローバル企業優先の経済政策の問題点。
・雇用につながらない。
グローバル企業は生産を海外に移しているので、生産量が増えても国内の雇用につながらない。今の円安がずっと続けば国内に生産を戻す事があり得るが、例のカンフル剤を止めた後でも円安が続くとは誰も思っていない。
・税収につながらない。
グローバル企業は海外の税の安い所に優先して税を払い、日本に払うべき分(海外で払っているよりもずっと多額)を節約している。そのためグローバル企業の業績が上向いても、国内の企業のそれと比べて税収はほとんど増えない。
 
端的に言うと、グローバル企業(≓大企業)は既に日本の企業ではないので、そんな所を優遇しても日本に見返りは無い、ということ。

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