« 「東京五輪落選の誤報」のニュースを流す奴 | トップページ | 大阪都構想 »

2013年10月 3日 (木)

CEATEC 2013に行って来た

CEATEC 2013に行って来た。

 

世間では4kテレビが騒がれ、CEATECでも展示が多かったが、私は全く興味なし。その前の3Dテレビもそうだったが、本当の所、騒いでいるのはメーカーの側だけで、買う側、使う側は4kに興味を持ってないのではないだろうか。いいとこ「ふーん。…がんばってね〜」という感じだろう。

私はどちらかと言えばむしろ製品化に反対で、4k放送が衛星放送やケーブルテレビなら良いけれど「地上波の電波を使う」なんて言い出すなら、「バカヤロー!!貴重な電波の帯域をそんな事に使うな!」と怒鳴りたい。

 

CEATECの展示にはその他に、しゃべる家電とか、家電同士の連携とか、何年かおきに出てくるアイデアがまた出ていた。何十年も前から提案しながらちっとも出さないじゃないか。いや、ほんとはちょっとは製品化されているのだが「試しに出してみました。こんなんで良ければどうぞ」みたいな、見るからに腰が引けた製品しか出ない。そんな、発売の翌年には市場からきれいさっぱり無くなって忘れ去られているような製品を誰が買う。

例えばアップルが初めてiPhoneを売り出した時の、あるいはソニーがCDを発表した時の、「こいつは絶対良いんだ!みんな使ってみてくれ!」と言った意気込みは、もうずっと家電業界からは感じられない。

 

一方で、CEATECでは新参者の、自動車メーカーの展示はなかなか面白かった。

日産の自動運転のデモは、Googleがやってる事に比べると正直情けないのだけど、製品化時期を言うだけの意気込みはあった。トヨタの小型EV、三輪EVの実証実験の話や、腰掛けたり足に挟むタイプの新しいパーソナルモビリティ、いずれも将来を感じさせるものだった。

ホンダの歩行補助用ロボットなどは早く製品化して欲しいと思う。また、アトキンソンサイクルを実現したエンジンは「原理的に優れていることは分かっていてもなかなか実用化するのが難しい」ものを実用化した点で、日本の技術力を感じさせる。
 
家電メーカーでも部品では見るものがある。パイオニアのシースルーナビや、シャープのIGZO MEMSディスプレイ等だ。これらは海外のメーカーでも同じようなことを考えている所があるはずだから全く楽観は出来ないのだが、それでも「世界初!」を狙うよりは、最終的に市場を取れるようにじっくり作って「さあ、どうだ!」と出して欲しい。「試しに作ってみました。よろしかったらどうぞ」は絶対いけない。
 
部品専業メーカーではもっとおもしろい物があるのだけど、説明がマニアックになりすぎるので割愛。

« 「東京五輪落選の誤報」のニュースを流す奴 | トップページ | 大阪都構想 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: CEATEC 2013に行って来た:

« 「東京五輪落選の誤報」のニュースを流す奴 | トップページ | 大阪都構想 »