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2013年5月18日 (土)

中央日報(韓国)はほんとにもう…(2)

先日、米国の研究チームがヒトクローンES細胞の作成に成功した。胎児や産まれたばかりの嬰児からではなくて、十分に成長したヒトからとった細胞を元にしたES細胞(クローンES細胞)を作ったのは今回が初めてである。
 
さて、それを伝えた中央日報(韓国)日本語版の記事タイトル。
「米国、黄禹錫教授が失敗した技術で胚性幹細胞を作製」
 
さらに記事から引用
(全文は、上記のタイトルで検索すれば見つかります)
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05年の黄禹錫(ファン・ウソク)博士事態後、世界5、6研究チームが8細胞期を越えて胚盤胞に到達したが、使用した卵子数に対する収率や状態は満足できるレベルでなかった。
(中略)
(米国の)研究チームは成人女性の卵子から遺伝子が入っている核を抜き、他の人の皮膚細胞の核を入れた。続いて核が移植された細胞に電気衝撃を加えて融合させた。黄禹錫(ファン・ウソク)博士チームが試みた体細胞クローン技術と同じだ。
(中略)
チャ病院幹細胞研究所のイ・ドンリュル所長は「黄禹錫事態以降、再現されず忘れられるところだった体細胞クローン技術を利用したES細胞がほぼ完ぺきに作られたということに大きな意味がある」とし「日本が主導する人工多能性幹細胞(iPS細胞)とは違い、遺伝子操作をほとんどせずES細胞を得たということも評価される」と説明した。 
(中略)
黄博士事態の後、07年に京都大学の山中伸弥教授がiPS細胞を作製して注目を浴びた。山中教授はこの功労で2012年にノーベル生理・医学賞を受賞した。皮膚細胞・脳細胞などのすべて育った“大人”細胞に特定遺伝子を導入し、また“赤ちゃん”細胞に変えたのがiPS細胞だ。iPS細胞は卵子を使う必要がなく、ES細胞に劣らない分化能力を見せるという点が長所として浮き彫りになった。済州大幹細胞研究センターのパク・セピル教授は「今回の米国の研究は、幹細胞研究がiPS細胞中心からES細胞にUターンするきっかけになるかもしれない」と述べた。
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上に出てくる「黄禹錫(ファン・ウソク)博士」とは、知ってる人も多いだろうが2004年にヒトクローンES細胞を初めて作ったと発表し、後にそれがねつ造だった事が発覚した人だ。
上の記事を見てそういった事情を読み取れるだろうか? いやむしろ、上の記事では黄博士こそがヒトクローンES細胞を作り、世界がやっと再現できたと言っている。(取材先の人の口を借りて)
いやはや…。
 
ちなみに、中央日報同様に韓国の三大新聞社のひとつである朝鮮日報では、率直に黄禹錫のねつ造の事を伝えている。決して、韓国全体が中央日報のように考えているのではない事を知っておこう。

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