中身や実が感じられない
前から思っていたが、どうも安倍首相に「中身」とか「実」といったものが感じられない。
発端は、ここ3ヶ月ほど「なぜこのタイミングで」と思うニュースや話題が続いた事だ。
例えば首都高が建設から40年経って老朽化が進んでいるとか、もっと前には、尖閣について日本の領有権を認める公的文書が中国に存在するとかだ。後者は、知ってる人なら、ずいぶん前から知っているので、まさに「なぜ、今になって」だ。
しかし、ちょっと考えれば、話題が目指す方向性(公共投資増額の雰囲気作りとか、中国への強硬姿勢正当化など)や、出てきたタイミングから、安倍首相の周りが発信源と考えれば納得が行く。
小手先の世論操作とはあまり褒められたやり口ではないが、それでもまあ、ここまではまだOKのラインだ。
問題はその次だ。TPPに関するやりとりでそれが出ている。
安倍首相が「TPPはやらない」と言った時、私は「おや?」と思った。もちろんそれが彼の本心のはずはない。よく聞くと「聖域無しの関税撤廃なら」という条件付きだ。
そして日米首脳会談で「一定のセンシティビティはある」(「聖域」と理解させる文脈だ)と言質をとってきたら、早速「TPPをやりましょう」と来た。
誤解のないように言っておくが、私はTPP推進派だ。だが、これはいけないだろう。
さらに誤解のないように言っておくが、私は「政治家は馬鹿正直でなければならない」などと言う気はない。政治家だったらずるさが要るし、外交だったら相手を騙すのも「有り」だろう。
だがそれは自分の信じる何かのためであるべきだ。
私は安倍首相にそういったものがあるのか危惧している。
今、もっとも話題のアベノミクスにしても、今の所は具体的な中身が無く、「思い切った政策」と口で言ってるだけだ。それでも分かってて騙されてくれる人がいるから株価や円高に効いているが、いつまで時間が稼げることやら。早く中身があることを示してくれ。
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