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2011年12月29日 (木)

テレビ朝日はほんとにもう…

先ほど放送されていたテレビ朝日の「モーニングバード」で、福島の原発事故を扱っていたが、その内容にずいぶん消化不良な思いをした。

放送は、野田首相の原発事故収束宣言に対して「事故は決して収束してないぞ」と言うのが主な主張であった。それはまあ良い。問題は、収束してないとする根拠に専門家(?)のインタビューがあったのだが、それが消化不良なのだ。(字幕で専門家っぽい肩書きが出ていたが、ほんとの所どういう人なのかは分からない。私には、その人の意見は薄っぺらく聞こえた。)

その専門家(?)の話としてまず、メルトダウン、メルトスルーした核燃料が格納容器の底のコンクリートを浸食している事について、浸食は現在も進行中との見解を述べた。私もその可能性は除外できないと思うし、もしそうなら大変なことだから確認すべきだと思う。しかしその専門家(?)から「確認すべき」と言った提言はなかったし、インタビュアーも質問しなかった。その専門家(?)が「浸食が進行中」と本当に確信しているなら、そんな重大な事をそのままスルーするのでなくて対策とか今後の影響について言及があってしかるべきだがそんな事はせず、ただ「不安」を言いっぱなしである。

また4号炉の使用済み燃料プールの危険性に付いても言っていた。もし大きな余震などでプールが壊れて水が漏れたら、燃料の過熱→融解と大変なことになるとのことである。しかし4号炉のプールは補強工事済みであると何ヶ月も前に報道していた。それなのにインタビューではそれについて何も触れていない。
もしこの専門家が不安に思っているのがその工事の内容自体ならば、自分で確認しに行けば良いし、近づくのが嫌なら、東電に電話をかけて工事内容を聞いたり、写真を撮ってもらえば良い。工事内容に疑問が有れば、東電に提言したって良いし、東電が聞かないならインタビューの場で暴露したって良い。
しかしおそらくこの専門家(?)はそれに近いような事は何もしてないに違いない。ただ、「不安」を言いっぱなしだ。インタビュアーも質問しなかった。

こんな消化不良の番組となったのは、朝日系列の反原発の信条が悪く働いているせいではないか?
国民が知りたがっている事、分からない事、不安な事を、報道で解消するのではなく、逆に不安、混乱をあおるだけにしているのは、反原発にとってはその方がプラスだと考えているのだろう。
(しかも、もしそこを追求されたら、その責任をこの専門家(?)一人になすりつけられるような構成にしているのがさらに不快だ)

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